三位 殴られて踏んづけられて有難しタダの詐欺師が愚者の神様
二位 営業の邪魔になるなら権威者もいつのまにやら陰謀論者
一位 本当のことを言うなら即カットテレビ出演お呼びかからず
番外 信じたいモノを信じる思考力ショートカットであの世先着
気付きであれば、ちょっとした違和感、感覚の相違、不思議に思うこころの働きによって、普段とは違うようにモノゴトが見えてくると、一端立ち止まって見直してみることも出来るのである。わずかでも矛盾が露呈しているのであれば気付きはよりはっきりしたものになるだろう。何だろうと思えば、それがきっかけである。そして、すぐに自分自身に向かって適当なつぶやきでもってお茶を濁したりやり過ごしたりせず、きちんと受け止めて向き合ってみる。ネット時代であれば、大抵のものは一通り調べることも出来る。そんな些細な積み重ねが日常生活の方向性を少しずつ変えていくのではないか。今はもうそのひとつの結末の段階に到達しているのではないだろうかと思う。どうもありがとうございました。
三位 恐怖させ光見せれば商品は毒もクスリも引く手は数多
二位 肩書きがあれば中身は何であれ従っておく命知らずは
一位 専門家タダの広告要員の正体見せぬ話芸腹芸
番外 右倣え我も遅れず突き進むゴールテープはあの世の御門
日頃無数の判断を下しつつ生活は何気なく進んで行く中で、ここ一番というところが、生活風景の中に紛れ込んでくる。実際誰にでも分かり易い人生上の岐路に立てば、大なり小なり思考も働くものだが、そうでもない日常生活の背景に組み込まれてしまっている中にも大きな罠が潜んでいたりする。そんな時、スイッチが入るかのごとく作動するのが気付き、あるいは、予感、胸騒ぎ等々、知性・感性・精神性のいずれかの自分の持ち分からの警告である。これによってとんだ災難を被る寸前、さっとよけて回避するのである。こんなのも実に日常のひとコマであって、その時その時をやり過ごせば、記憶に残る程のことでもない。問題はそれがうまく作動しない時、これまでの生活、時間の流れが一変してしまう危機に陥ることである。どうもありがとうございました。
三位 幸運の乞食ばかりが増え過ぎてリアルをつかむ匠が廃る
二位 潔く全責任は負うと言う主語は曖昧時期など未定
一位 大多数ダマせばウソもホントウにひっくり返る詐欺師天国
日々ここに記しているのは、これといった地位も肩書きもない凡庸な人間の、進み過ぎずかといってひどく遅れもせず、ただ自分のアタマで考える、自分のココロで感じている、そんなアレコレの備忘録に過ぎない。しかし、私にはどうにも不思議でならないのは、私には一目瞭然自明の理、分かり切ったことと思われるものが、世間では必ずしもそうではないような目の前のリアルである。それがひとつやふたつではない。世間を見回せば、むしろそんなんで今まで平穏無事に過ごせていたのは、それこそ幸運だったのでは、と思われるくらいである。生きた化石、いや、生きる奇跡、それもまもなく鬼籍へ誘われるような、儚いキセキ。まあ、そこのところは遊んでいるような場合でもなく、いよいよ収穫の秋。相当煮詰まった時代背景もありそうである。奈落の底を覗く断崖絶壁に立ってノンキ風情でいるのも今までのノリでやり過ごせた実績のなせるワザであろうが、あと一押し、下手をするともう既に押された後ではないか。どうもありがとうございました。
三位 救世主出たと思えば死亡者はかえって増える逆さまの国
二位 責任を回避するならこのセリフ因果不明の一点勝負
一位 痛い目にあえばあうほど信心は深くなりゆくカモの真打ち
番外 安心だ御用学者の身分ならナニを言っても逃げ切りで勝つ
ナニをされても言われてもいつも穏やかに微笑んでいる。これは、余程の人格者かタダの阿呆であると私には思われる。人間怒るべき時には怒らなければならない。さて、一寸の虫にも五分の魂というが、人間誰しも魂を持っているのか、という疑問を感じるようになった。それは、上記の似非人格者か腑抜け腰抜け野郎か分からぬが、そんなヤカラが少なくない現状を踏まえて湧き上がってきた疑問である。たとえ一人前の魂を持ち合わせていたとしても、ほぼほぼ機能停止となっている場合もあるかもしれない。そうであれば本来の人間らしい働きも弱まってしまうのかもしれないが、もともと目で見えぬ性質のものである以上、有無に関して確証ある何かを得るのは困難であろう。だが、この人間の土台が何かまともなものでない限り、生存を存続させるための知性・感性・精神性の充分な動作に支障をきたすのではないかと思えるのである。どうもありがとうございました。
三位 そんなのは知らなかったで済むならば賠償責任永遠のゼロ
二位 痛い目にあえばあうほど信心の深まる信者この世もあの世
一位 古来より日本人の弱いモノ地震雷火事既得権
番外 専門家ピンキリだとも分からずにピンを下げてはキリ持て囃す
馬鹿を賢くするという看板を掲げても千客万来とはならない。自分が馬鹿だとは思っていない者が多いだろうから当然である。朝ドラのヒロインのオーディションには数千人も応募がある。自分がなりたい、相応しいと思っている者が大勢いるようである。バカになれとは猪木氏の名言だが、そのバカとは違い人間誰しも馬鹿なところはある。問題は、その馬鹿さ加減によって致命傷を受けないこと。そのためのセーフティーネットが知性・感性・精神性で多かれ少なかれ皆が備えているのである。ところが、これが機能しない。何故なのか。昨今は、そもそも魂のレベルから疑わしい。人間ボット説まで現れている始末である。土台から腐っておれば機能しないのにナンの不思議もない。ましてその土台の存在自体も疑わしいのであれば何をかいわんや。どうもありがとうございました。
三位 デマというデマを流して利権屋のお説専門メディアのニュース
二位 もう既にSNSでバレたならテレビ放映解禁近し
一位 誤魔化しが効かなくなれば昨日まで陰謀論と呼んだネタ出す
番外 根拠なし枕詞が付くニュースメディアのお気に召さぬネタなり
私は愚か者のことを散々あげつらっているが、私が言いたいのは愚か者を蔑もうというのではない、そんな愚か者でも生かせよ、というのである。愚か者でも生きていける社会。そんなことが成り立つのは、いや、そんなことを成り立たせるのが可能なのは人間社会しかないではないか。野生の世界ではモノホンの愚かな動物など即生存の危機に直結する。人間の社会であればこそたとえ生存能力に乏しい者であっても助け合うことが出来るのは自明だ。さて、只今現在は、故意の仕掛けや仕組みの発動も随所に見受けられ、誰もが生かされるなどと甘い認識の持ちようなど皆無の有様である。愚か者がのうのうと生かされる、そんな現状ではない。それを私は繰り返し繰り返し警鐘を鳴らしているのである。どうもありがとうございました。
三位 ホントウに知るべきことは蓋をしてやらせたいこと並べるニュース
二位 不都合なネタ即デマのお約束強者のウソが事実で通る
一位 腐敗した社会の鉄のルールとはウソがホントでホントがウソで
番外 タダのウソ政府が盾になるならば大手を振ってまかり通る世
これだけ大っぴらに人口削減が進んでいるにも関わらず、鈍感鈍磨なアホン人はてんてんと、お怒りの方、ほとほと呆れ返っている方も一部にはいらっしゃる。私がこれまで幾度も述べてきたように、人間は自分のレベルにふさわしい物事しか分からないのであるから、少しくらい外側から丁寧に説明伝達しようにもまるで受け付けない場合がほとんどだと思う。そういうものだ。気付いた者から動いていくしかない。何も理解者が過半数を超えなくとも世の中は変わっていく。ここが私もよく分からない所で、それこそデータもナニも無い中で私の勝手な感想なのであるが、国政選挙で政権を取るわけでもない限り過半数などに達しなくとも、数パーセントか数割の人間の動向によって大きな変化を起こせるような気がしている。そこに救いがある。また、それしか外に希望は無い。どうもありがとうございました。
