三位 折り畳みベッドひとつが持ち込み可鉄の格子のホワイトハウス
二位 昨日まで勝っていたのは幻か降伏文書サインはこちら
一位 マスコミの掌返しまたしても二階へ上げて梯子は外す
一般市民を差し置いて日米のマスコミ諸賢の絶大なる支持を集める
売電大先生、今日も今日とて側近官僚の登用を進め、あたかも明日にでも
ホワイトハウスへ本陣を移す勢いである。大きな嘘ほどよく人をダマし、
仕事をしない者ほど掛け声も大きく忙しい風を吹かすが、大先生とも
なるとその限りではない。見ての通り正真正銘掛け値なしの仕事師なの
である。その証左に大先生が長らく仕えたオバ万の「彼の事務能力を甘く
見てはいけない」なる言もある。大統領選ギリギリのキリまで大先生に
推薦を出すのを惜しんだオバ万の言葉だけに邪推する天邪鬼もあろうが、
ここは額面通り受け取らねばなるまい。一見とぼけた風を見せるのも
仕事の鬼の堅物では人民の敬愛を遠ざけるばかりで、分かりきった言葉の
言い間違えや固有名の取り違えなどをさり気なく差し挟んでは、抜かりなく
親近感を醸成し、一挙に人心を掌握するのである。常日頃大先生を取り巻いて
朝な夕な身近に接するマスコミ人がおしなべて大先生に帰依するのも至極もっ
ともなことであり、問題はそれが一般市民にまでさっぱり広がらなかったこと
なのである。
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