三位 御用心のほほん組の命さえ狙いすましたフェイクニュース
二位 黒白をつけるつもりが白黒と天地無用を忘れたニュース
一位 一点の曇りもないと言うけれど全部黒です曇りなき黒
保護国や植民地にとってはその宗主国の動向こそまず瞠目すべきもので、
さしずめ今現在もっともホットでポピュラーな売電大先生善玉説は、
我々が後生大事に末代まで伝え残すべき国宝中の国宝とも言うべき生きた
曜変天目茶碗なのである。ドミニオンやスマートテック社の不正な票の
操作などのいわゆる陰謀論は頭のネジも消え失せたネット廃人の玩具であって
到底まともな人間の口の端にのぼせる代物ではない。まして民主主義を
根底から覆す史上最大最悪の大逆事件などと言うのは五流オカルト映画の
売れないプロデューサーの思い付きキャッチであり、貧すれば鈍するを
そのまま体現しただけのものである。と広宣流布に勤しむ本邦超一流マス
メディアの言説をいつものように拝聴仕れば、たとえ国家反逆罪相当の重罪で
あっても１０円のうまい棒をちょろまかすのにはるかに及ばず、黒いカラスも
白くなり、地獄の閻魔も弁財天に化ける、かのMr.マリックものけぞるほどの
超魔術なのであるが、かように一方通行で百万遍も唱えられれば、赤子の手を
ひねるようにお茶の子さいさい、知らぬ間に崖っぷちのポン助のお先払いを
務めることともなるのである。
ゆえに、当方は南無阿弥陀仏と唱えるべきところを、心を澄まして売電大先生の
幸運を祈ると繰り返すことにより、あの美しい銀河の星を抱いたような曜変天目
茶碗の光を贅沢にも仏前の灯ろう代わりとする次第なのである。
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