三位 しがらみが無ければ言える不都合もホントのことも分け隔てなく
二位 何時迄もあると思うな売電の大統領の就任式を
一位 秘書いれば知らぬ存ぜぬ言えるけどワンオペ野郎言い訳虚し
来年度に延期だとかいう東京五輪であるが、その実現性はともかく、何が何でもやると
いう心意気だけは見上げたもので、いざ金子が動くとなれば、他は二の次三の次選手観
客そっちのけで物事は進んで行くのである。さて、競技に目を向ければやはり陸上は花
形、１００ｍのカール・ルイス、モーリス・グリーン、ウサイン・ボルトらを持ち出す
までもなく世界の耳目を集めて燦然と輝く瞬間の訪れこそ五輪の醍醐味のひとつだが、
ここはやはり棒高跳びに焦点を当ててもらいたい。丁度遡ること一月ほど前、我々は、
米国大統領選挙において、有り得ない光景を目にしたのである。売電ジャンプである。
それは激戦各州における突然の深夜の出来事であった。統計学上数学上不可能な売電票
の跳ね上がりによって、大幅リードの寅親分をたちまち凌駕し、後期高齢者だってやれ
ば出来るじゃんと全米にあまねく売電大先生の隠されたメダル級能力を知らしめたもの
である。東京五輪でこれがまた再現されるのであれば我々がかつて長野オリンピックで
目撃した船木和喜、原田雅彦のあのＫ点越えの大ジャンプに勝るとも劣らない感涙にむ
せぶことになるのである。
※昨日の改作、お年賀は省略します引っ越した先は絶海孤島の刑務所
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