三位 何食わぬ顔も見納め本当は人食いサルの邪な顔
二位 刑務所か棺桶入る二択とはゴムの顔でも延ばしも出来ず
一位 暗さならブラックホール顔負けの身から出た錆墓穴の底は
真贋というのを何度か記した覚えがあるが、百発百中それを見破るなど人間業ではない。余程の賢人智者と言えど分野により得手不得手のあるもので、市井の凡人であれば尚更言うまでもない。では真贋を見極めるのに何が必要なのか、それが頭と心の問題なのである。知識は無論判断の土台であり何も知らなければ如何ともし難いが、これに加えて精神の働きが重要なのである。故に我欲に捻じ曲げられた精神の持ち主が判断を間違うのに不思議はなく、傍から見て明らかにおかしい選択を平気でするのに何の躊躇もない。さて、本日、合同会議も終え米国大統領選の決着を見たかのような報道であるが実に笑止千万とはこのことにおいて他にない。また、政権閣僚による即時免職の協議などに至ってはM1決勝戦でもおいそれとはお目にかかれぬ秀逸なネタなのである。それと言うのも我らの大マスコミ諸賢によれば、売電大先生の次期大統領就任などとっくの昔に確定しているのであって、あとわずか十日余りに迫った寅親分の任期を慌ててここで終わらせる緊急性は何もない。大先生就任式の前祝いパーティーでも開いてゆるりと酒盛りでもしておればよい。何も恐れる必要はないのである。大先生とそのお仲間連には重ね重ねご健勝のこととお慶び申し上げるが、ついに処断の時が到来したようである。林修先生ではないが、その真贋の明らかになるのは、寅親分、いつやるの？今でしょ。
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