三位 幸運の乞食ばかりが増え過ぎてリアルをつかむ匠が廃る
二位 潔く全責任は負うと言う主語は曖昧時期など未定
一位 大多数ダマせばウソもホントウにひっくり返る詐欺師天国
日々ここに記しているのは、これといった地位も肩書きもない凡庸な人間の、進み過ぎずかといってひどく遅れもせず、ただ自分のアタマで考える、自分のココロで感じている、そんなアレコレの備忘録に過ぎない。しかし、私にはどうにも不思議でならないのは、私には一目瞭然自明の理、分かり切ったことと思われるものが、世間では必ずしもそうではないような目の前のリアルである。それがひとつやふたつではない。世間を見回せば、むしろそんなんで今まで平穏無事に過ごせていたのは、それこそ幸運だったのでは、と思われるくらいである。生きた化石、いや、生きる奇跡、それもまもなく鬼籍へ誘われるような、儚いキセキ。まあ、そこのところは遊んでいるような場合でもなく、いよいよ収穫の秋。相当煮詰まった時代背景もありそうである。奈落の底を覗く断崖絶壁に立ってノンキ風情でいるのも今までのノリでやり過ごせた実績のなせるワザであろうが、あと一押し、下手をするともう既に押された後ではないか。どうもありがとうございました。
