三位 しわ寄せは弱者が負うと思うなら思わす者が真の下手人 二位 ベネフィット言い始めたら第一に誰の財布が肥えるかを追え 一位 儲かれば正義となれば何であれ緞帳下りる頃合いと知れ 飽和と欠乏。これもまた当時代の一断面である。ある領域では過剰、また…

三位 三が日飲む食う寝るで過ごしたら仕事始めは銀河の向こう 二位 底抜けるそこが底だと分からないそこに佇む底抜けのバカ 一位 痛い目に遭えば分かると言うならば賢人未満とんちき以上 油断も隙も無い時代。三が日は取り敢えず無事過ごせたが明日は分から…

三位 天災も人災さえもどんと来いそんなつもりで炬燵にもぐる 二位 めでたさも中くらいなりそんな日も遠くなりけり日没時代 一位 膨大な被害損害出してなお効果アリとはありえぬ論理 子どもも大人も甘やかしてしまえば図に乗る調子に乗る。そんな例がそこら…

三位 金儲けそんな志望の動機ならお辞めくだされ聖職稼業 二位 足元を浸す流れは緩くても気付く間もなく大津波来る 一位 乗客は沈没船とつゆ知らず飲み食い歌う束の間の宴 謹賀新年。今年はいよいよキビシイ状況に追い込まれるひとが多く出そうである。既に…

三位 鼻先の時限爆弾破裂待つ年の瀬こえる蕎麦の細さよ 二位 喉元の匕首まるで見えぬよう更に知り得ぬ頭上の剣 一位 命懸け負債背負えばよろよろと勝ったつもりで勝てぬ現実 原田武夫先生の年越しライブまだ終わっていないが、新年度は大変なことになりそう…