三位 お金さえあればと思うこころには大きなすきま内からのぞく
二位 心眼の濁り曇った体たらく深い陥穽落ちて死すべし
一位 万が一あなたの神がお金なら生存確率万分の一
番外 お金さえあれば生きてはいられたとそんな時代を惜しむ時来る
人間と動物の違いは何か、と言えばお金の有無である。マネーの媒介が働くのは人間界だけである。現状、無ければ困るが元々は人間界にお金は無かったのであるから、お金がないからと言って人間の生存に支障は無いのである。本来、人間が生存していけるだけのものは自然界から贈与されている。それを土台に構築された人間界のあらゆるものに値札が付けられているが、大元をたどればタダなのである。人間界においてはタダほど高いものは無いのだが、地球的な視点で見るとあらゆるものはタダから始まっているのである。さて、令和時代のサバイバルは、お金だけでは不十分である。物事の真贋、これをある程度かぎ分ける能力を養わない限り、ナニモノかのカモとなる。取られるのはきんすだけにとどまらない。令和時代の特色として生存の持続可能性が断たれる場合も珍しくは無いのである。どうも有難うございました。
