三位 飽きもせず同じガセネタマスコミもそれで済むのは今の内だけ
二位 運命のその日は直ぐにやって来て一蓮托生厳罰必至
一位 誘導と洗脳主に役に立つネタはとうとう出ずにお終い
囲碁や将棋に限らず勝負の場面に臨むのであれば、一手二手先んじて良し
というものではなく、羽生十九世名人や藤井君には及ばずともそれ相応の
仕込みや備えは必須のものである。本邦においても一般大衆を常にリードす
べく大マスコミ諸氏の宣伝広報活動は寒さも募る初冬の候をすっかり忘却さ
せる熱狂ぶりで、目出度くも売電大先生の新政権発足がご当地アメリカは
もちろんあらゆる地上の諸活動の正常化を図り、失われた四年間を回復させる
ものだと言わんばかりなのである。この点に関しては、当ブログのいつもの
やりようでその詳細を吟味する労は他へ譲るとして、目下この勝負の場面に
おけるホントのところとは何であるのかを、改めて記さねばなるまい。確かに
勝負の場面などと力んで見せたところで、日夜生産されるマスコミ諸君の願望
記事の洪水に飲まれれば、むしろ寅親分の形勢は危うく事態の好転など全く不
可能事であるかのように目には映るのである。しかし、只今の勝負というもの
は幾層にも積み重なった周到な用意の土俵の上で繰り広げられているのであり、
勝負師たるものたんに順当に読み筋を辿って着実に勝利を手繰り寄せればいい
のである。チェスの名手でもある寅親分にとっては、近畿日本ツーリストの
お馴染みの団体ツアーに参加して無聊を慰める程度のもので、計画に一寸の
狂いも見当たず、それは言ってみればJRの時刻表通りの運行そのものなの
である。
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