三位 いくらでも積み上がる程空っぽのすきま大きく膨らむお金
二位 お金とはドーナツの穴空っぽのあいだに占める欲望の窓
一位 神のいぬ席にお金が座るなら僕の道を突き進むだけ
番外 友情も愛情さえも金目では令和日本は黄金時代
神が死んだという、人によっては全くどうでもいいことであろうが、神が死んだだけならばまだしも、死んで空きができることが問題なのである。その空席に代わりに何が座るのか。モノによっては事態は大幅に悪化する。かえって良くなると言うのはなかなか考えにくいだろう。神が死んでしまえば、何が歯止めとなるのか。もはや何ものも恐れる者はないのだから。新しい神の代わりが神のような働きをするのだろうか。真善美に向き合うような神の代理でない限り、醜悪な世界の到来となる。私には現代の神のひとつがお金であるように思われてならない。拝金主義者の自覚があろうがなかろうが、お金の力というのが令和日本でいよいよ空前の支持と人気を得ているようにも見える。お金が無いと生きられない。命よりお金。お金の神の僕。それが骨の髄まで浸透し精神を蝕んでいる。あるいは、元々そのような蝕まれるほどの精神の持ち合わせもないような、醜怪な有様を目にしているようである。一旦は暗黒に飲み込まれなければ、生まれ変わることは出来ないのだろうか。どうも有難うございました。
